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マレーシアコタキナバルインターナショナルスクール見学レポート②

こんにちは!マレーシア短期留学も2週目半ばになりました。

ホテルからコンドミニアムに移ったので朝と昼は自炊、夜はすぐそばのモールで食べて、夕飯後はコンドミニアムの前の海へ家族で夕陽を見に行くという、なんともロハスな生活をしています☆

長男の英会話スクールが9:00~16:00(バス送迎が片道20分)と長いので、平日は観光などあまりできないことが唯一不便ですね。

午前中だけ、などのプランが良かったのですが、コタキナバルではそうしたプランのある学校は見つからずでした。

ただ1日英語漬けなのは英語力のためにはすごく良さそうですが。

Jesselton International School

今回はこちらジェッセルトンインターナショナルスクールを見学しました!

コタキナバルには、先日見学をしたキナバルインターナショナルスクールとこちらと、インターナショナルスクールは2校しかありません。

あとは日本人学校がありますが、全学年で5人、などとっても人数が少ないようで、今回は見学リストからは外します。

ジェッセルトンインターナショナルスクールは、コタキナバルの中心街からはタクシーで20分ほどの場所にあります。

外観も写真の通り大きくて、タクシーの運転手さんは、「This is a college(ここは大学だよ)」と言っていました(小学校だけど笑)

今日は長男は学校があったので来られず、3歳の次男を連れてきました。途中愚図ったりもありましたが、先生の子どもへの対応なども何となくイメージができるので、結果良かったかなと思いました♪

案内してくれたのは、なんと校長先生でした!イギリス人の、とても物静かで、丁寧な方です。

若干こちらも緊張しながら最初に学校説明を聞かせてもらいました。次男はその間紙とクレヨンなどをもらって、お絵かきタイム。

学年は9月始まりの7月終わりで、一般的な海外の学校と同じですね。ただ入学自体は、年度途中でも可能とのことです。

入学テストは無く(これは驚き)、クラス分けのためのアセスメント(レベルチェック)のみとのことでした!

なので、もし9月に入学するとしたら、7月頃にコタキナバルに来てアセスメントを受け、入学手続きを済ませてから学生ビザ申請をすることになるそうです。

特別支援が必要な生徒も受け入れているそうで(ケースによって対応が難しい場合もあり)、その専門の教員も数名いらっしゃるとの事でした。実際、Kindergarten(幼稚園)の教室を見学した時に、2名の特別支援の先生が子どもの読み書きのサポートをしていました。

入学テストがないので、英語力が足りていない生徒はどうするの?と思いましたが、そうした生徒は英語や算数などの時間は別教室で個別の授業を受けるそうで、そのうち英語力が追い付いてきたら、通常クラスに合流することになるそうです。

こちらのサポートには前回のキナバルインターナショナルスクールのように追加の授業料はかかりません。

長男は現在8歳のPrimary3(3年生)に当たりますが(次はPrimary4)、英語力によってはPrimary2や3からのスタートになる場合もあるとのことでした。

例えば年度途中で英語力がキャッチアップしてきて、上級クラスへ上がりたい場合は可能なのかを聞いたところ、状況次第だけれども可能とのことでした。

ただ、校長先生は、それぞれのレベルよりも難しいクラスに入ってついていけずに勉強する気が落ちてしまうのは望ましくないというお考えのようでした。

うちの子はできるから上の学年に飛び級させて欲しい!など交渉するアジア人の親が多いのかしら?など推測しました(笑)

私の懸念は、英語力は追いついていなくても、算数などは通常日本の学校の方がかなり進んでいる傾向があるので、うちの長男のように算数好きな子は「簡単すぎてつまらない…」となりそうだなと思って質問してみました。

授業は英語、算数、歴史、マレーシアの歴史、理科、などの通常科目の他に中国語やマレー語もあるようです。中国語を学べたり、自分が住んでいる地域の歴史や言語を習えるのはその土地へのリスペクトという意味でとても良いなと思いました!

学校見学へ

学校は、Kindergarten(幼稚園)、Primary(小学部)、Lower Secondary(Year7~9つまり中学部)、Upper Secondary (Year10, 11つまり高校)の施設が一緒になっています。

まずは図書館です。

かなり広く、蔵書も多かったです!図書館が充実しているのは、個人的に重要なポイントだと思います。

その後講堂へ。

こちらは全校生徒が集まるような集まりや、行事の時に使われるようです。100名くらいは座れる椅子があります。

廊下は長く、教室がたくさんあります。次男はノリノリで校長先生の先を行きます(笑)

教室はこのような感じです。定員は25名までということですが、現在はコロナで帰国した生徒も多く20名いかないクラスが基本とのことです。

授業中のクラスも見学できました。写真には写していませんが、子ども達が「Hello, Mr.〇〇」と校長先生と私達にもご挨拶してくれて、「What language does he speak?(この子は何語を話すの?)」など話しかけてくれたり、どの学年もとてもフレンドリーで可愛かったです^^

ちなみに子ども達の英語はマレーシア訛りは感じられず、British Englishでした。

国籍は、やはりコロナの影響でヨーロッパ系の子はほぼ帰国し、マレーシアローカルの子が8割、韓国人が残りの2割近く、日本人は数人いるという状況のようです。

先生達もフレンドリーで、「何年生のクラスになるの?」「この子は何歳?」など声をかけてくれました。

こちらもイギリス系が3分の1、マレーシア系の先生が3分の2、という構成のようです。

先生も子ども達も元気で楽しそうなのが何より印象が良かったです!

サイエンスやアート、音楽の教室もあります。1~4年生は校内の運動スペースで、5年生以上は外部の運動施設でスポーツをしているそうです。

ひろーいカフェテリア(ランチは事前に注文するか、お弁当)です。

こちらは幼稚園クラス。生徒は1クラス4,5人で、2学年あります。

年長さんくらいの子ども達が先生とアルファベットのプリントをしたり、終わった子はそれぞれ遊んだりしていました。

学校は7:?(すみません、コピーをくれるとの事でしたが忘れられてしまい記憶が曖昧)~14:00まで。

14:00~15:30頃までクラブ活動を希望する子は参加します。クラブはたくさんあり、ドラマ、TED Talk、バドミントン、算数アスリート、ボードゲーム、バイオリン、ムエタイ、科学、自然、テコンドー、創造クラブ、など。曜日が違うので複数所属している子も多いそうです♪

気になる学費は?

入学時にかかる費用(2023年2月現在)

登録費 RM6500(約197000円)

デポジット(返金あり)RM2000(約60000円)

年間の学費

プレ幼稚園 RM12150(約370000円)

こちらは2年間ありますが、2年とも学費は同じです!

小学校1,2年生 RM17910(約540000円)

小学校3,4年生 RM21210(約640000円)

小学校5,6年生 RM23100(約700000円)

これ以外に、ランチ代、制服、教科書、クラブ活動費、などがかかりますが、いづれも数千円単位です。

これだけの設備で、先生達も良さそうですし、この価格は格安なのでは?と思いました!

入学を希望する生徒はほぼ全入であることや、特別支援の生徒も受け入れるという学校の寛容な理念にはとても共感しました。

コロナの影響で生徒数が減ってしまって学校も大変だろうと思いますが、日本人も徐々に増えていくといいなあと個人的に思いました。

うちの子ども達も、コタキナバルに教育移住するなら是非こちらの学校に入れたいです♪

以上見学レポートでした!残りの期間で可能ならローカルの学校と、サバ州立大学を見学に行きたいと思っています。

(今回の記事は、頂いた資料と、私が口頭で質問した内容を基に書いています。実際に通われたいという方は直接学校までお問合せ頂き、必要な情報を必ずご確認下さい。)

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この記事を書いた人

グローバルアントレプレナーシップ教育スクールTomoni代表
海外大学卒、元外資系2児のママ、TCS認定コーチ
興味:教育全般、自然の中でリラックス、文章を書くこと、音楽

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