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子育て・教育×コーチングでよくある質問と誤解

最近学校関係者や、お子さんを塾に通わせている方、または子育てで悩んでネットで検索して、「コーチング」が良いらしい。という話を聞いたことのある人は増えているかもしれません。

でも、コーチングを実際に受けたことがなかったり、学んだことがなければ、コーチングって一体何??と思っている人も多いですよね。

この記事では、コーチングとは何か、という基本概念から、コーチングに関するよくある質問と誤解についてご紹介します!

コーチングって何?

コーチングとは、対話を通じて、人のやる気や主体性を引き出し、行動や自己実現をサポートするための、コミュニケーション技術、と定義できます。

何かツールやスペースなどは必要なく、対話がベースになっているので、親子でも、上司と部下でも、教員と生徒でも、あらゆる関係性で役立つスキル、でもあります。

コーチングが取り入れられている例では、Google社、Microsoft社、IBM社などの海外トップ企業が独自のコーチングプログラムを開発して、社員一人一人のモチベーションを高め、成長やイノベーション力を高める取り組みをしていることや、

学校現場でも、アメリカ、オーストラリア、イギリス等の一部の学校では、教員がコーチングを受けたり、教員同士でコーチングを実施したり、子ども達にもお互いにコーチング的な関わりをする機会を持たせたり、と言った取り組みがされているそうです。

日本でも、教育関係者向けのコーチング講座などをよく見かけるようになりました。

子どもへの一方的な情報提供のような授業スタイルではなく、子ども自身が疑問を持って主体的に学ぶためのアクティブラーニングや、プロジェクト型学習、探究学習などのアプローチともコーチングは相性が良いと思います。

コーチングが気になる、親として、教員として、子どもに接するのに役立つなら活用したい、と思っている方もいるかもしれません。

とは言え、まだまだ専門的に学んだことのある人はごく一部なのが現状で、プロコーチとして活動している筆者もいろいろと誤解があるなと感じることが多いので、よくある質問や誤解を以下に取り上げますね!

その1:コーチングは、子どもをうまくコントロールするためのもの?

親や教員が命令・指示・強制しようとしても、子どもは言うことを聞いてくれないことが多いですよね。例えば中学受験のために勉強をさせたい。問題行動を直したい。など。

と言っても、コーチングで最も重要といってもいい原則は、「相手を尊重する」ということです。尊重する、ということは相手をコントロールしようとするのではなく、相手が自分で結論を出せるようにサポートし、その結論を尊重する。ことです。

なので、子育てや教育でコーチングを取り入れようとするなら、「子どもをコントロールしたい」という自分の中の価値観とまず向き合う必要がありますね。

その2.質問だけすればいいの?

コーチングと言えば質問。というイメージが強いことがあるのですが、実はコーチングは質問だけしているわけではもちろんありません。それだとまるで一方通行の尋問のようですよね(笑)

コーチングの中で傾聴をしたり、承認をしたり、情報整理をしたり、またはフィードバックしたり、という役割もとても重要です。

ただし、コーチが話す割合としては、やはり3割くらいで、相手が7割かそれ以上話ができている状態が良いとされています。

質問をする技術ももちろん大切ですが、それ以上に相手の話をしっかり聴く技術がとても大切です。

その3:コーチングは時間がかかって効果がない?

話を聴くだけで本当に効果があるの?時間ばっかりかかって効果ないんじゃないの?という疑問もあるかと思います。

確かに、コーチングは、水戸黄門様のように印籠を見せて一発解決!というような魔法の解決法ではありませんし、ある程度継続的に取り組んで行くことで根本的な変化を起こしていく種類のアプローチではあります。

でも、相手が自分で納得のいく答えにたどり着くことができたら、その後の成長速度は驚くほど速いことが多いです。

また、相手(子どもも)が自立した思考や行動ができるようになる、という、一生にわたる効果を得られるものなので、ぜひ一度体感してもらいたいと思います。

その4:コーチングって怪しくない?

最初にご説明した通り、コーチングは日本ではまだまだ浸透しているとは言い難い状況ですし、対話するだけで大きな効果がある、と言われてもよく分からないですよね。

おまけに調べるととても高額なコーチングサービスや講座などがたくさん出てきて、驚くのも不思議ではありません。

特にビジネスや企業向けのコーチングは相場が高いことが多いのですが、実は子育てや教育系のコーチングは、もっと気軽にコーチングを受けたり学べるサービスも多いです。

ぜひ信頼を置けるコーチから、一度ご自身がコーチングを受けて効果を実感してみることをオススメします^^

私自身も、コーチングの資格を取得して、約4年間プロのコーチとして活動していますが、自分の子どもへの接し方や考え方も大きく変わってきました!

もしコーチングを学んでいなかったら、子どもとの関係性は今のように良くはなかったと確信しています。

日本でも多くの大人や子どもが、気軽にコーチングを受けられる環境になればいいなと強く思っています☆

子育てや仕事、人間関係に関するコーチングを受けてみたい、という方は、初回無料(60分ZOOM)で体験ができますので下記LINEから「体験希望」と送って下さいね👇

https://bit.ly/3KzzESt

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この記事を書いた人

グローバルアントレプレナーシップ教育スクールTomoni代表
海外大学卒、元外資系2児のママ、TCS認定コーチ
興味:教育全般、自然の中でリラックス、文章を書くこと、音楽

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