初めまして!エデュマム編集部の塚越です。
エデュマムでは、不確実な未来を生き抜く力を持った子ども達を育てるための
各国の教育実践についてや、日本国内外の様々な学校の先進的な教育について取り上げていきます!
記念すべき最初の記事は
今いろいろなところで話題に上がる「21世紀型スキル」についてです。
21世紀型スキルとは-アメリカを始めとする国際団体ATC21sが提唱した、グローバル社会・デジタル時代である21世紀において活躍するために必要とされるスキルのことです。
日本の教育現場やニュースでも、盛んに使われるようになった用語です。
ATC21sが提唱した、12個の21世紀型スキルは、大きく3つのカテゴリーに分けられます。
1.Learning Skills -学習スキル
2.Literacy Skills-リテラシースキル
3.Life Skills-ライフスキル
それぞれ見ていきましょう!
1.Learning Skills -学習スキル は、最近これもよく聞くようになった4Cスキル が入ります。
①Critical Thinking-課題解決スキル
②Creativity-創造性
③Collaboration-協働できる、チームワーク
④Communication-コミュニケーションスキル
確かに社会に出ると、まずは課題を発見できて、他の人とコミュニケーションを取って協働しながら、
創造性を発揮して実際に課題を解決するスキル、ってすごく大切ですよね!
これを幼いうちから育める教育は魅力的ですね。
2.Literacy Skills-リテラシースキル は、次の3つのリテラシーを持てるように教育します。
⑤Information Literacy -事実や数字、統計データなどを読み取れるスキル
⑥Media Literacy-メディア(情報発信媒体)の仕組みを理解できるスキル
⑦Technology Literacy -ICTテクノロジーを理解してうまく活用できるスキル
インターネットを開けば情報が溢れている時代に、子ども達が情報に振り回されることなく、
正しい情報を見極めて分析したり、考える材料として活用できるようになることもとても大切ですね!
3.Life Skills-ライフスキル ここに入る5つのスキルは頭文字を取ってFLIPSとも呼ばれています。
⑧Flexibility-柔軟に対応できる
⑨Leadership-チームで目標を達成できるよう積極的に行動できる
⑩Initiative-プロジェクトや計画などを自分がイニシアティブを取って始められる
⑪Productivity-目標達成のためのタスクを効率化できる
⑫Social Skills-人に会ったりネットワーキングできる
確かにこれらのスキルは、円滑にチームでプロジェクトを進めて行く上で必要ですよね!
これら全部で12個のスキルを21世紀型スキル、とATC21sでは呼んでいます。
こうして眺めて見ると、日本で理解されている21世紀型スキルとは、
まだまだこの中のごく一部の分野に偏っていることが多いなあと感じました。
これからこうした21世紀型スキルにフォーカスした教育をしている、国内外の学校や教育機関をどんどんリサーチ・取材していければと思っていますので、是非楽しみにしていてくださいね♬
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